混ぜるだけのカンタン熱中症対策ドリンクの作り方

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熱中症対策に効果的なスポーツ飲料の販売が急増中

毎日、猛暑日が続いており、8月12日には高知県四万十市で全国の観測史上最高の41.0度が記録されました。今年は熱中症患者も多く、その注意が連日呼びかけられています。

熱中症対策の水分補給では、塩分を含むことがポイントです。水やお茶、ジュースでは水分補給はできても、体から汗によって失われていく塩分を補うことができません。また、水分だけを大量に摂取すると、体内の塩分濃度が薄まり、水分を受け入れられなくなる恐れがあります。また、尿として水分が排出されてしまうため、脱水症状を引き起こすことにもつながります。

よって、一般的にはスポーツ飲料などで水分補給することが熱中症対策に効果的だといわれています。スポーツ飲料は体液に近い成分（塩分）が含まれており、吸収しやすく、失われかけている体の機能を回復してくれるのに適しています。そのため、今年の夏は例年以上の猛暑で、スポーツ飲料などの熱中症対策飲料の販売が急増しているようです。

経済的！自宅で出来る熱中症対策ドリンクの作り方

そこで今回は、水分補給に最適な熱中症対策ドリンクの作り方を紹介します。作り方はこれらの材料を混ぜるだけです。

・水： 250ml
・粗塩（ミネラル分を含むので）：0.5g（ひとつまみ）
・きび砂糖（ミネラル分を含むので）： 小さじ2（お好みで調節）
・レモン汁：小さじ1（お好みで調節）
※水に対し0.1?0.2％の食塩を含んだものが効果的。
※砂糖を少し減らしてジャムなどで風味をつけてもOK。
※容器に合わせて分量を割り増しして作ってください。

自宅で作れば、スポーツ飲料を買うよりも経済的。特にスポーツをしている子どもがいる家庭にはオススメです。クラブ活動などのスポーツ時にはエネルギー補給になるように少し糖分を多めにして作ってください。その他、麦茶などに同じく0.1～0.2％程の塩を入れたものでもOKです。こまめに水分補給して熱中症対策に役立ててください。