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家庭と仕事の両立、主婦が職場で実践すべき3つのこと

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主婦の活用に熱心な中小企業が増加

家庭と仕事の両立、主婦が職場で実践すべき3つのこと

採用や就職支援の現場で、主婦の活用に熱心な中小企業が増えていることを肌で感じるようになりました。一昔前の「主婦はパートで補助的な仕事」というイメージは薄まり、責任ある仕事を任され、頼られる存在となる主婦も多くなっています。しかし、一方で、就職後に短期で退職してしまう主婦も少なくありません。そこで、主婦が家庭と両立しながら働き続けるために、職場で実践すべき3つのこと紹介します。

「段取り力」を活かし、緊急時の対策を立てておく

家族の病気や行事で仕事を休まざるを得ないことも出てきます。その時に慌てないように事前に段取りを考えておきましょう。子どもの預け先は保育園や学童保育だけでなく、夫、親、地域の保育サポーターなどと連携し、いつ、誰に頼むかを決め、普段からシミレーションしておきましょう。

また、仕事は徹底的に「見える化」しておきましょう。「進捗状況を上司に報告する」「取引先とのやりとりを同僚と共有する」「データの保存場所の明確化をしておく」など、どれも大切です。いざという時にスムーズに引き継ぎができます。

「集中力」を活かし、成果を出す

短時間勤務や残業がない仕事を選ぶ主婦も多いでしょう。だからこそ、「一時間当たり」の成果にこだわってみましょう。職場に家庭のことは持ち込まず、業務に集中してください。「残業できないから成果が出せない」ではなく、「どうしたら短時間で成果を出せるか」を徹底的に考え、実行していきましょう。

主婦の一番の強み「関係構築力」で職場を活性化させる

主婦に一番期待されているのはコミュニケーション力です。親戚付き合いや地域活動などから、幅広い年齢、様々な価値観の人と関係を構築しているはずです。職場でも、お客さまや同僚に対して、相手の長所を見つけ、励まし、雰囲気作りをする役割を担っていきましょう。

主婦を活用したいという企業が増えているのは、「段取り力」「集中力」「関係構築力」で成果を出し、職場の活性化に貢献してくれるからです。そのために主婦がやるべきことは、職場に家庭のことを持ち込まずに「ビジネスパーソンに戻ること」「成果にこだわること」「職場の雰囲気作りの役割を担っていくこと」なのです。独身時代に戻るのではなく、主婦経験もプラスした新たな自分の魅力で勝負していきましょう。

元総合職ママの就職、家庭との両立を実現するキャリアカウンセラー

島谷美奈子さん(パーソナルライフデザイナー島谷美奈子)

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