広まる終活、最期の時までにやるべき5つのこと

 | 司法書士
山口 里美

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家族の死。悲しむ間もなく押し寄せる様々な手続き

広まる終活。最期の時までにやるべき5つのこと最近は、エンディングノートの普及とともに、「終活」という言葉さえ違和感が無くなりました。超高齢社会に突入した日本にとって「どのように人生を終えるか」は、今後最も注目されるテーマの一つです。

私も16年前に元気だった父を突然亡くしました。悲しむ間もなく押し寄せたのは、様々な手続き。誰に亡くなったことを伝えたら良いのか?口座はどこにあるのか?借入金などはあるのか?など。それこそ、残された家族全員が家の中を探し回る状態でした。だからこそ、これだけはやっておいてほしいことがよくわかります。

家族のために、やっておきたい5つのこと

1、交友関係をまとめる。

万が一の時、誰に葬儀の連絡をすれば良いのかは、残された家族が最初に困ることです。どの団体に属していたのか、誰と頻繁に会っていたのか、連絡先をまとめておくのが良いでしょう。

2、財産の記録を残す。

これも、相続人にとって、とても大切な事柄。特に借入金はリストを作成しておくと、残された家族の負担を軽減することができます。また、口座はどこにあるのか、保険には加入しているのかなど、あなたの総財産を思い出してまとめておくと、災害時などにも役立ちます。暗証番号やIDなども、保管には注意してできればまとめておきたいものです。

3、お気に入りの写真を残しておく。

一人暮らしの人が亡くなった際、遺影を探すのに大変苦労します。普段から旅行などの写真も小まめに整理しておき、お気に入りの一枚は取り分けておくことをオススメします。

4、もしもの時、どうしてほしいのか記す。

どのような葬儀を行ってほしいのか、お墓を誰に守ってほしいのか、本当は思いがあるはず。普段はなかなか言えないことを、自分の意志として残すことが大切です。

5、誰に自分の財産を託したいのか決める。

これは、相続人にとって、最も重要なことです。最後の意思が明らかでないがために、骨肉の争いが始まることもしばしば。誰に何を託したいのかを明確に記しておきましょう。

遺言の前にエンディングノートの活用を

本来、自分の意思を法的に残すには「遺言」を作る必要があります。しかし、いきなりの遺言作成はハードルも高いもの。そこで、エンディングノートの活用をオススメします。気楽に自分自身と向き合い記すことで、気づいてない家族への思いを発見することもあります。家族に負担をかけないようにするため、そして、自分が残された人生をよりよく生きるため、まずは書き始めてみることです。そして、年末年始などの家族が集まる際にも、自分の思いを少しずつ伝えていくことが大切です。

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