上司との関係が良くなる「報・連・相マナー」

 | 企業研修講師
浜田 純子

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心づかいとマナーのない「報・連・相」は受け入れられにくい

上司との関係が良くなる「報・連・相マナー」成人の日が過ぎ、新成人が「大人」として旅立ちました。また、この春には高校や大学を卒業し、社会人デビューを果たす人も多いことでしょう。これから、社会人1年生のときには「耳にたこ」ができるくらい指導される「報・連・相(報告・連絡・相談)」が楽になり、上司や先輩との関係が良くなるコツを紹介します。

社会人になると、組織として仕事をしていくため、好き嫌いなく、さまざまな人とコミュニケーションを交わしながら、連携をして仕事を進めていく必要があります。特に新人の場合は、仕事やその職場のルールを一から勉強していかなければならず、当然のことながら、上司や先輩の指導を仰ぎながらの日々となるでしょう。そのような状況で大切なのが「報・連・相」です。

「進捗状況をまめに報告する」「状況の変化や問題が起こったらすぐに報告(連絡)する」「指示された人に直接報告する」「わかりやすく、かつ簡潔に報告する」「あいまいな点や疑問があれば速やかに相談する」。新人研修で必ず押さえるポイントの一部です。 では、これらをしっかりと押さえていれば、問題なく「報・連・相」はできるでしょうか?実はここで重要なのが「報・連・相」にプラスαとして存在する「心づかいとマナー」です。

相手の立場・状況を考えて、小さなことでも感謝を伝える

会社で指導してくれる上司や先輩も感情ある「人」です。相手が人である以上、「報・連・相」を行う際にも、心づかいやマナーを持ってかかわっていくことが欠かせません。まず、相手の状況や立場を考えて「報・連・相」を行うことです。具体的には、例えば、忙しそうにしている上司に、報告や相談をしたいときに、いきなり報告を始めるのではなく、まず、「ご報告をしたいのですが、今お時間をいただいてよろしいでしょうか?」と相手の都合を聞いてから本題に入りましょう。この「ひとこと」を置くことで、相手にも「自分のことを気づかってくれている」ということが伝わり、「よし、聞いてあげよう」という気持ちになります。上司が忙しくて報告が受けられないときには「後でまた来てほしい」などの指示があるはずです。

報告する相手は、あなたを指導するためだけの専任の担当者ではなく、自分の仕事をしながら忙しい中で教えてくれている場合が多いと思います。つまり、目の前の上司や先輩は、自分の仕事を中断して向き合ってくれていることに感謝しましょう。小さいことであっても、その都度、感謝を込めて「ありがとうございました」と言うことです。その気持ちがしっかりと届くと、相手はうれしく思うものです。

自分が間違っていたら、理由を述べる前に真摯に謝ろう

新人のうちは、失敗も少なくないでしょう。ミスをしたときは、誰もがそれを言いづらいものです。しかし、社会人には組織の一員としての責任があります。言いにくくてもきちんと謝罪し、報告して解決していかなければなりません。「失敗は成功のもと」という言葉がありますが、失敗をきちんと受け止め、理解し、同じ過ちを繰り返さないことで成長につながります。 間違えてしまったり、迷惑をかけてしまったり。そんなときには、理由を述べる前に、まず、「申し訳ありません(でした)」と真摯に謝りましょう。その思いは、きっと伝わります。

新人からすれば、上司や先輩にアプローチすることはかなり敷居が高いようです。しかし、現実には多くの人たちが「もっと、いろいろ話しかけてきてほしい」と思っています。心づかいとマナーさえあれば、あなたの誠意は伝わります。若々しさを武器に、「報・連・相」にも心あるマナーを生かして、一日も早く諸先輩との信頼関係を作っていきましょう。

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