快眠効果を得られるアロマの香り
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不眠に悩む人が増加。今、見直される睡眠の重要性
日々のストレスが原因で、不眠に悩む人が多くいます。厚生労働省は、充実した睡眠のために定めた「睡眠指針」を11年ぶりに改定し、新たに、「生活習慣病」や「心の健康」が睡眠に影響することを指針に加える案を示しました。今、睡眠の重要性が見直されています。
ある日、私のサロンに「アロマで眠れると聞きましたが、本当でしょうか?実は10年も睡眠導入剤を飲んでいます」といった打ち明ける来訪者がいました。話を聞いた後、いくつか香りをかいでもらい、小さなブレンドオイルを作って手渡しました。その翌日、「昨夜、教えもらった通りにオイルをかいで寝たら、ぐっすりと眠れました」と電話をもらったことがあります。
真正ラベンダー、カモマイル・ローマン、プチグレンに快眠効果が
「一体、どんな精油を使ったのか」というのが、一番気になることでしょう。よくラベンダーが挙げられますが、その中でもラベンダー・アングスティフォリア(真正ラベンダー)という種類です。
ただ、睡眠障害と一言で言っても様々なタイプがあり、人によって症状が違います。オススメは、精油の知識を持つアロマセラピストに相談して、生活の様子や睡眠の問題などを伝え、精油をブレンドしてもらうと良いでしょう。鎮静作用を持つエステル類という成分を含むカモマイル・ローマンやプチグレンなども快眠効果があると言われています。また、イランイラン、ラヴィンツァラ、フランキンセンス、スイートオレンジなども眠りの世界に導いてくれるはずです。
使用方法としては、ディフューザーなどで精油を炊くほかにも、アロマスプレーを使って香りをかいだり、アロマオイルやクリームを作って、手首や胸、背中に塗ったりする方法があります。就寝前にアロマのバスオイルに入ったり、枕元に精油をたらしたティッシュを置いたりするのも手軽で良いでしょう。
睡眠をしっかりと取ることは、健康管理の重要な要素です。良い眠りが一日を素晴らしいものにしてくれるはずです。
アロマで家族の幸せを応援するセラピスト
堀田みち子さん(Green Mist)
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