JIJICO(ジジコ)

  1. マイベストプロ TOP
  2. JIJICO
  3. くらし
  4. かさばる冬の衣服の賢い収納法

かさばる冬の衣服の賢い収納法

カテゴリ:
くらし

衣類をコンパクトにして収納量をアップ

かさばる冬の衣服の賢い収納法

冬のバーゲンが終わり、洋服屋にもトレンドカラーの春物洋服が並び始めました。そろそろ衣替えの時期です。春物・夏物の服を出したのは良いものの、今まで着ていた冬物をどこに片づけようかと悩む人も少なくないのではないでしょうか。冬物を出す前は確かに収納されていたはずなのに、どこに片づけていたのかさえも忘れてしまっている。また、新たに買ったものも増え、収納スペースを圧迫してしまうこともあるでしょう。

どの家でも収納スペースは限られています。それならば、入れる衣類をコンパクトにして、収納できる量を増やすことを考えましょう。

ニット製品やTシャツ、フリースは圧縮袋を使ってコンパクトに

ニット製品やTシャツ、フリースなど、伸びやすく、型崩れしやすい素材の衣服は、ハンガー収納には不向きです。圧縮袋を使ってコンパクトにまとめてしまいましょう。圧縮袋はさまざまな大きさが出回っていますので、お手持ちの洋服に合わせて購入してください。手で空気を抜くタイプもありますが、時間が経つと膨張してしまうことがあるので、掃除機を使うタイプがオススメです。大判のウール等のストールや厚手の靴下類も、圧縮袋を使うと便利です。汚れはきちんと落としてから片づけることを忘れずに。来シーズン、また着用する時期が来る頃には、前もって圧縮袋から出して、一度洗い直したり、素材によってはシワを伸ばしたりすることが必要です。

ダウンはクローゼットに吊るすと空気を含んで膨張

ダウンジャケットやコートなどは、クローゼットに吊るしている人も多いでしょう。しかし、果たして一年のうち、これらを着用する期間は1/3あるでしょうか。もし、クローゼットが家族全員分の衣服をオールシーズン衣替えしなくても良いくらい広ければ、吊るしておいても良いと思いますが、それは難しいでしょう。

よって、場所を取るダウンはコンパクトにしましょう。ダウンは、吊るしておくと空気を含んで、さらに膨らんでしまいます。畳んで棚に収納するか、引出しに入れる方が良いでしょう。リボンや紐などでしばっておくと、膨張するのを防ぐことができます。棚に収納する場合、ホコリが気になる場合は布等をかけておくと良いです。そして、不織布等の袋に丸めて入れて収納すると、さらにコンパクトになります。袋に入れてしまうと、中に何を入れていたかわからなくなってしまうという場合には、ダウンを丸めてマジックテープや不要なストッキングなどで縛る方法もあります。クリーニングから戻ってきた時のビニールカバーは外すように。ビニールをかけたままだと、梅雨や冬の時期は、湿気を含んでしまうことがあります。

また、スーツやワンピースなど、シワが付きやすいものはハンガー収納がオススメです。ハンガーは、洋服の型に合ったものを選んでください。クローゼットの中は詰め込みすぎず、空気が流れるように余裕をもった収納にしましょう。

かさばる冬の衣服をすっきり収納して、身も心も軽やかに春を迎えてください。

宮﨑佐智子

自分整理でより良い人生へとナビゲートするプロ

ライフスタイルコーディネーター

宮﨑佐智子さん(自分整理ナビゲーター)

Share

関連するその他の記事

コウモリの生態とは?被害状況や効果的な予防・駆除方法について解説

内田翔

内田翔さん

快適な暮らしを取り戻す、害獣害虫駆除の専門家

イタチの生態とは?被害状況や効果的な予防・駆除方法について解説

内田翔

内田翔さん

快適な暮らしを取り戻す、害獣害虫駆除の専門家

ハクビシンの被害、増加の一途|対策はどうすべき?駆除方法を解説

内田翔

内田翔さん

快適な暮らしを取り戻す、害獣害虫駆除の専門家

トコジラミを予防するには?最新の駆除方法で快適な睡眠を取り戻そう

内田翔

内田翔さん

快適な暮らしを取り戻す、害獣害虫駆除の専門家

カテゴリ

キーワード