30代から築く女性の友情、キーワードは「似たもの同士」

 | 心理カウンセラー
北見 由紀

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女性特有の感情が面倒であるものの、親友と呼べる人に出会いたい

30代から築く女性の友情、キーワードは「似たもの同士」女性が30代を超えると、「未婚・既婚」「子どもがいる・いない」「仕事をしている・していない」など、同じ女性であっても立場がさまざまに分かれてきます。そうなると、以前は仲が良かった学生時代の友人と、何だかかみ合わなくなってきて「ちょっと寂しくなった」という経験を持つ人も少なくないのではないでしょうか。

さらに、テレビドラマなどでよく取り上げられる「ママ友との関係」でもありがちな、女性特有のドロドロとした感情に触れると「この人は信用できるのだろうか」と疑心暗鬼になって、女性同士の付き合いが「面倒」「苦手」といった相談も寄せられています。しかし内心では、「親友と呼べる人と出会いたい」と思っている人が多いのも事実です。

「同調すること=仲間」という意識が強い傾向に

「すべての女性が」というわけではありませんが、女性は「同調すること=仲間」という意識が強い傾向にあります。「あ、それわかる!」という者同士が群れていきます。そのため人と違う意見を持っていたり、マイペースで自由なスタイルの人は、どちらかというと孤立しているように見えてしまいます。

もともとひとりで平気な人でも、「子どもが孤立してしまわないように親同士として」とか、「職場の一員として」という社会的立場から、表面上はうまく付き合っていく方が得策と割り切っていく場面も増えてきますね。

そのとき、気をつけてほしいのは「女性は集団になると、噂話や陰口で盛り上がることがある」ということです。もし自分がその話に加わりたくない場合は、いったんは聞く側にまわり、話題を変えるように工夫することをおすすめします。女性は「感情を受け止めてほしい」という欲求が強いので、「悪口はやめようよ」などと正されたりすると、また別の不満を生じさせてしまい、余計にややこしくなることがあるからです。しかし、あまりに度が過ぎる場合は「嫌われても怖くない」という勇気を持ってください。

ときには「自分の成長には必要ない人」として距離をおく勇気を

実は、本音を話せる友人を作るのも「嫌われないように」ではなく、自分自身が「嫌われても大丈夫」な人であることが前提です。他人の反応という騒音に惑わされることなく、自分軸で考え「どうしたい、こうありたい」に焦点を当てて行動選択していくことが必要になります。

まず、今あなたの周りにいる、愚痴や陰口に誘導しようとする人、人の話を聞かず押しつけがましい人、上手く使おうとする人など、自分が違和感を抱く人がいるならば、「自分の成長には必要ない人」として距離をおきましょう。関係性が変わっていくときは少ししんどい思いをするかもしれませんが、必然ならば、お互いが成長できたときに再び仲良くなれることでしょう。

似たもの同士でつながりを持つなど女性の友情は相対性の中に

良いも悪いも、女性同士の友情は相対性の中に育まれます。前述のように、似たもの同士でつながりを持とうとします。だから自分の気持ちを中心にすえて正直に行動していくと、自分の周囲にも似たような人が実際に増えてきます。

もし本音で話せそうな人が現れたら、違いを恐れずに、話をしてみてください。自分の中の意見を大切にできる人同士のようならば、長期的な良い友人関係を築いていけるのではないでしょうか。

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