独身女性のマンション購入はあり?なし?失敗しないための5つのポイント

 | 不動産投資アドバイザー・マネーアドバイザー
賀藤 浩徳

この記事を読むのに必要な時間の目安: 約 1 分

独身女性のマンション購入に反対する人の理由とは?

独身女性のマンション購入はあり?なし?失敗しないための5つのポイント独身女性のマンション購入が盛んです。先日、ある大手不動産会社が女性専用のマンション購入相談窓口を首都圏に7カ所開設したと発表しましたが、これもトレンドをおさえた戦略と言えるでしょう。もっとも、巷では独身女性の自用マンション購入に対しては賛否両論があります。

私自身は原則賛成派なので、まずは代表的な反対意見を以下に記します。
1.年収ダウンによりローン返済が困難になるリスクがある
2.ライフスタイルが変わる場合(結婚等)、購入物件がそのスタイルに不適となる可能性がある
3.売却したい時に希望価格で売れない可能性がある
4.途中で賃貸してもローン返済額以上(=ローン返済額+管理費+修繕積立金+固定資産税等)で貸せるかわからない
以上のようなマイナスポイントがよく挙げられています。

しかしながら、上記の全ては実は男性でも独身・既婚にかかわらず該当するものです。つまり、独身女性だからとの理由で、特別何かを恐れる必要は全くありません。逆に収入ダウンなどは、扶養家族がいる世帯主の方が恐ろしいと思います。

賛成派の意見の方が合理的

一方、賛成意見の論拠にはどのようなものがあるのでしょうか。
1.老後に家賃を支払い続ける必要がない
2.ローン完済後は完全に自分の資産になる
3.ライフスタイルが変わる場合は、賃貸か売却の選択肢がある
4.約定通りのローン返済が難しくなった場合でも真面目に返済を考える限り金融機関は無茶な競売等はしない

個人的な意見としては、これだけのメリットがあれば十分だと思います。老後に住む家を確保できるというのは、それだけでこの上ない安心感をもたらすものです。また、仮に家賃より多少大きな金額になるにしても、ローン返済と保有にまつわるコストを負担していけば、最終的には負債なしの不動産を持てるということは、賃貸では起こり得ない最大のメリットです。

なお、メリット、デメリット比較の方法の一つに、将来の割引キャッシュフローの比較があります。詳細は省きますが、一定の条件下で割引率を同じにする限り、一般には購入の方がキャッシュフローの現在価値が高くなるはずです。これに安心感が加わることから、私としては購入に原則賛成というわけです。

独身女性がマンション購入に失敗しないための5つのポイント

原則としたのは、さすがに無茶な買い方をすれば、反対意見に挙がるような状態に陥ってしまう可能性があるためです。それらのリスクを低減し、マンション購入に失敗しないための重要ポイントは次の5つです。

1.悲観シナリオについて検証する
ローン返済、保有コスト、将来の収入、生活支出等を返済期限まで悲観シナリオ付きでシミュレーションし、悲観シナリオへの耐久性を検証する。悲観の例として、金利の上昇、収入のダウンなどがあるが、現実感のある条件設定で行うこと。

2.立地では妥協しない
独身女性のマンション購入者に対するあるアンケートでは、妥協した要素として「立地」がトップにきています。しかし、今後の人口動態を考えれば立地はより重視されるので、絶対妥協しないことです。

3.周辺類似物件の相場とかけ離れた価格の物件は買わない
将来、売却価格が残債を下回る可能性が高くなるため。購入時に相場感は養っておきたいところです。

4.できればワンルームよりもコンパクトサイズ(40㎡程度以上)を狙う
投資でなく実際に住む場合、他居住者の属性まで考えると独身女性であればコンパクトサイズのマンションの方が住みよい環境を得られ、かつライフスタイル変化にも対応しやすいと考えられます。

5.周辺環境は曜日と時間帯を変えてチェックする
できる限り曜日(平日と週末)と時間帯(朝、昼、晩)を変え、6通りで現地確認してください。

この5ポイントを押さえれば、独身女性のマンション購入は成功するはずです。

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