あなたはコミュニケーションコストの高い人間になっていませんか?

 | キャリアコンサルタント
角野 裕美

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コミュニケーションコストとは?

若年層が世帯年収300万円未満を生き抜く術仕事は人間関係が基本である、ということは、多くの方が日々、実感されていることでしょう。その「人間関係」を下支えしているのが「コミュニケーション」です。最近よく聞かれる言葉の一つに“コミュニケーションコスト”というものがあります。この言葉を簡単に説明すると、相手とコミュニケーションをとる際、相手の言わんとすることを理解するのにどれだけ時間や手間がかかるかという、その度合いのことです。簡単に理解できるのならコミュニケーションコストは低いと言えますし、その逆であればコストは高いと言えます。つまり、低いほうが良いのです。皆さんのコミュニケーションコストは低いですか?それとも高いでしょうか?

相手がどのように受け取るかが重要!

そしてそれは、話し相手、自分ではない他者がどう考えるのか、ということがポイントで、この人はコストが低く、理解が互いにスムーズに進むな、と感じてくれているのかどうか、ということが重要になります。
例えば、「今日何が食べたい?」とたずねられたら、本来は「食べたいもの」について具体的に答えることが求められますよね。ここで「そうね、百貨店が良いな」と答えられたら、どうでしょう?質問した相手は「???」とならないでしょうか。なぜなら「百貨店は食べる物」ではないから、です。とても気心が知れた恋人同士なら、もしかしたら「あ、あの百貨店のフランス料理店か!」などと、気を回してもくれるかもしれませんが。あくまでも一例ですが、質問されたことに対して意図されない答えが返ってくることは、ともすれば奇妙に捉えられてしまいますし、なによりも相手の思考の時間的コストを奪ったことにもなるのです。ここをきちんとわかった上で、ではどのような心構えが、スムーズなコミュニケーションを組み立てられるのでしょうか。

3What、4W、1Hを意識してコミュニケーションを

なによりまずは、相手の話をきちんと聴く、ことが第一条件です。思い込みや仮定では話になりません。その上での「コミュニケーション・ポイント」は次の通り。
3What、4W(Why / When / Who / Where)、1H(How)という言葉をご存知でしょうか?3Whatは「どういう意味なのか(定義)」「なにが起こっているのか(現象)」「これからどうなるのか(結果)」。4Wは「Whyなぜ(理由・根拠)」「いつ(歴史的状況)」「Who(誰が)」「Whereどこで(地理的状況)」。1Hは「どうすればいいか(対策)」を意味しています。
これらを押さえることで、話の中心を押さえられます。
4Wで大切なのはなによりも「Why」です。何故その内容なのか、背景や分析を述べているかもしれません。そして、意外と忘れがちなのが「When」。いつのことなのか、いつまでのことなのか、期限を切り、物事を捉えることも大切です。「How」では、今後の方向性や、そのものずばりを質問してきているのかもれません、「どうしていこうか?」と。
聴くポイントを押さえているだけでも、随分聴きながら整理し、明確な応答ができましょう。メモを取ればなおのこと、間違いがありません。また、より分かり易く答えるためには、「What(現状)? Why(なぜそうなっているのかを分析、理由づける)? How(今後の望ましい在り方)の順で述べると、よいのです。
これらは、会話の場のみならず、メールの文章上でもとても有効的で論理的文章につながります。
コミュニケーションの場で、なにかしらギクシャクしがち…とお思いでしたら、今日から即、使えるスムーズなコミュニケーション方法を、是非ともお試しください!

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