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プラチナエイジの魅力的なファッション術

カテゴリ:
美容・健康

増え続ける、ファッションに興味をもつ高齢者

女性に求められる品格

日本は今世界から注目される超高齢化社会で4年後、2020年には50代以上が6000万人と信じ難い社会が到来します。そうなると今よりももっと新しい大人のファッションが誕生し新しい大人の文化を創り上げるでしょう。
高齢化社会のリーダーとなっているのが現在50代後半から70代前半にかけてのプラチナエイジです。この世代は退職や子育ての終了、親の介護の終了など、年齢によって誤差はあるもののライフステージの大きな変化を経験します。そして、これをきっかに自分の人生にあらためて向き合う人が多いようです。
自分の人生は幸せだったなと思える生き方をしたい、と彼らのセカンドライフは充実した日々を大切にしようとしています。自分のために何かを始めようと外向きな行動も始まります。

女性は特にいつまでも「若いわ」「オシャレね」と同世代の中で認めてもらいたいものですから、おしゃれに対する関心が強まります。「若々しい」を維持するポイントは「装」「健」「心」であり、このバランスが取れた人が身のこなしも優れているのではないでしょうか。
その中で、外的ファッションにつながる「装」について紹介していきます。

若々しいファッションよりもセンスを磨く努力

今日の60代女性はご自身の母が60歳だったころの服装よりも娘に近い服装を好んで着ます。私たちは年々歳をとりますがファッションにおいては年々若返っています。
そこに落とし穴があるのです。若いと若々しいとの違いです。
顔も似た娘と同じ格好であっても肌のくすみ、皮膚の衰えは否めません。55歳を過ぎたらきれいという言葉は似合いません。若さは戻りませんから。だからこそセンスを磨いてご自身が輝き、いつまでも現役でいる努力をすることなのです。そんな事を意識して日ごろの装いも楽しめたら、心豊かに毎日をいきいきと過ごせるでしょう。

プラチナエイジに必要な法則

センスを磨くにあたって、自分がどのような女性でありたいのかを考えましょう。
大きくわけて二つ、かっこいい女性になりたいのかキュートな女性になりたいのか。自分らしく心穏やかでいられるのはどちらなのか気持ちと向き合ってください。
かっこいい女性であればキーワードは「洗練」。派手ではなくクールにシンプルに。そのようなおしゃれをするにはウォーキングや体操で贅肉のない美ボディを維持すること、そして艶のある趣味の良い髪型が重要なポイントになります。

一方、キュートな女性は「気品」を持つことです。日本人はかわいい願望が強いのですが、カワイぶるのは絶対に避けなければいけません。さりげない仕草やしなやかさ、自然でいる笑顔を絶やさないことです。ヨガやダンスでリラックス、体に良い食物でしなやかな美しい肌をキープしてください。

プラチナエイジのファッション術

人には誰でもコンプレックスがあります。この世代になると筋肉が衰え足は細く上半身に贅肉がつくのが一般的ですが、一番気になるのは首とも聞きます。しわ隠しにストールやスカーフで背を高く見せたりアクセントカラーとして顔映りをよく見せる。冬の保温、夏の日よけと汎用性が高いので長方形や正方形を揃えておくと旅先でも役立つ便利アイテムです。

洋服選びについてですが、若い時の感覚で服を選びがちなため、変化してきた体型にあうサイズ選びができていないように思えます。二の腕のゆとりを優先するあまり、1サイズ大きい服を選ぶケースはよくあるのですが、そうすると全体にだらしない印象になります。服とはボディを包むものですのでご自身の体型でチャームポイントは見せ、コンプレックスはカバーするシルエットを選ぶことです。インパクトアクセサリーを使うのも効果的です。

次に靴選びですが、機能重視でシニア売り場の靴を選びがちで、それはそれで足が痛くなく歩きやすいので必須条件ですが、最近はスポーツメーカーから機能的でおしゃれな靴が出ています。

トータルのコーディネートについては、色使いを特に気をつけましょう。おしゃれで上品に見せる色使いに3色の法則があります。色は無彩色(白、黒、グレー)と有彩色(それ以外の色)に分かれます。有彩色のみでコーディネートするのは野暮ったい印象になりがち。3色のうち1色は無彩色を取り入れる事。色使いは服+小物、靴、バッグ全体で考えベースカラー6割サブカラー3割アクセントカラー1割の比率で使うとセンスの良い上品な装いになります。歳を重ねるごとに軽やかさと清潔感も忘れないでください。

プラチナエイジを輝かすファッションディレクター

オミひろ美さん(ラ・プレジール)

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