離婚するカップルとしないカップルの違いはどこに?

 | 夫婦問題カウンセラー
村越 真里子

この記事を読むのに必要な時間の目安: 約 1 分

夫婦が離婚に至る理由は?

7b606569e2a42b6053059950bfd2ed72_m今や3組に1組が離婚しているといわれる日本。
離婚していない夫婦でもその2文字が頭をよぎった経験はあると言います。
でも持ち堪えたという夫婦も3分の2はいて、それなりの秘訣がきっとあるはずです。

そこで 「ブライダル総研」のアンケートを見てみると離婚経験者(現在独身者)と、有配偶者(初婚同士の既婚者)との間にある、大きな違いが判明しました。
まず離婚経験者への問いですが、男女においても差がありました。
離婚をどちらが望んだかの割合は6対4で女性が多かったのですが、その理由は
1位、価値観の違い。2位 人生観の違い。3位 性格の不一致 と、似たような理由が並びました。
これは所謂気持ちの問題です。
特に「育児の非協力」「借金」「家事の非協力」といった項目は圧倒的に女性が多く、男性はわずかなのに比べ逆に女性が少なく、若干だけ男性が上回ったのは「時間のすれ違い」という、気持ちの面が大きく作用する事が分りました。

危機があっても離婚に至らない夫婦の特徴とは

では離婚にならない夫婦はどんな努力をしているのかと言うと
(1)性格を理解してもらうこと
(2)家族が親しくなること
(3)親族や友人を知ること
(4)金銭感覚のすり合わせ
(5)価値観のすり合わせ

これらの事を比べてみると、離婚に至る原因は、思いやりの欠如で、離婚にならない努力は親族も含め家庭を作り上げていく具体的なアクションがなされていると考えられます。
私は常日頃より、昭和の夫婦の形が理想と思っています。
小学校では道徳教育があり、結婚生活は夫婦共働きでも生活費はガラス貼りにし、夫も威張り散らす時代は終っていたので、生活を共に築くという暮らしがありました。
それに比べ、現代は個人主義で、お給料は別々、生活費は共に出し合うけれど、相手にいくら貯金があるかさえ知らない。
それをプライバシーの尊重なることばに置き換えていますが、結局、お互いが好き勝手にへそくりを持つだけですから、夫婦二人が積み上げていく夢がないのです。
こんなのはルームシェアーと同じで、結婚ではなくルームメイトです。
これじゃ離婚する時もお互いの貯金を持って出れば良いだけで、別れることも簡単に出来てしまうのです。

夫婦の向き合いかた一つで夫婦関係は大きく変わる

封建的ではいけないけれど、男性が「家族を養う」と威張っていた時代は、妻も夫を尊敬していました。
それなのに、今は男性が「女性を食わしてやる」と言えば、セクハラになると言われる時代ですから、逆に女性も専業主婦ではいけないような気がして、窮屈な時代です。
夫婦が平等なんてあり得ない。
きっと性差はあるはず。

やはり男性にしか出来ないのは仕事であり妻がやった方が速い家事もあります。
家事協力を分担制にして、喧嘩が絶えないならあまり協力に期待をしないというのも一つの離婚回避策です。
家事協力を巡って夫婦が破綻して行く例も少なくありません。
でもそれが共働きとは限らず、逆に専業主婦でも、夫に強く家事協力を求める場合があります。
もちろん子供が幼いとか、人数が多いと大変なのは分ります。
でも家事を巡って喧嘩をするのは、共働きとは限らないという事です。

つまり夫婦が争う理由は、家事や、お金の使い道や、子育てとは限りませんが、それを巡っての夫婦の向き合い方で夫婦関係は壊れていくのです。
要するに喧嘩の材料は何でもいいという感じです。
これを心理学では「エキサイトメーカー」と言って、ヒリヒリした関係つくりしか出来ない人の事を言い、こういう夫や妻はぶつかる関係になりがちと言う事です。
これでは夫婦が破綻をしていきます。
離婚に至る関係になる前に今一度、夫婦の向き合い方を見直していってもらいたいと思います。

番外編:夫の不倫が原因で離婚問題に

と、ここまでは普通の事を書きましたが、ここからは番外編です。
実は当方に相談に来られる方は、何らか夫婦が破綻している人です。
離婚なんて望んでないのに夫から離婚宣言をされた方ばかりです。
ではそういう妻が有配偶者の夫婦が日ごろしている努力をしなかったかというと、そうではありません。
まるで日常生活に急に雷が落ちたかのように、突然離婚宣言をされるのは、たいてい夫の不倫が原因です。
だから上記のアンケート結果とは、全く別の答えになり当方でアンケートを取れば離婚問題の原因はダントツ夫の不倫で100%と言っても過言ではありません。

当方にお越しになるのはそういう問題を抱えた方ばかりだから、その結果は当然かもしれません。
今、夫婦に溝があるというくらいの軽い悩みの方は、有配偶者のしている努力を是非、見習いましょう。
しかし、いざ不倫問題に面した夫婦が取ってつけたように夫の親を大切にしたところで、それは不倫を止めさせることにはなりません。
ただし夫婦が喧嘩ばかりして不倫を解決しようとするのは、傷口を広げるだけで子供たちへの精神衛生上もよろしくない。
家族みんなが疲弊しないうちに、早期に解決しましょう。

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