ネガティブ感情をコントロールするにはどうすればいいか?

 | 心理カウンセラー
青柳 雅也

この記事を読むのに必要な時間の目安: 約 1 分

モンスター〇〇という現代病

皆さんは、自分の感情のなかでコントロールし難いなぁと感じる感情ってどんな感情ですか?
人間には、喜び、楽しさ、悲しさ、怒り、驚き、不安など様々な感情が備わっています。
感情自体にはマイナスもプラスも無いと思いますが、一般的に「マイナス感情」と表現されやすいのは、怒りや悲しみ、不安などといったネガティブな感情ですね。

そして、それをコントロールしきれずに社会的に迷惑をかける存在の呼称として「モンスターペアレンツ」「モンスター社員」「モンスターペイシェント」などがありますね。
このように呼ばれている方は、自己中心的で感情むき出しで、理不尽なクレームや情念をぶつけます。
そこまでといかなくとも、普段の人間関係が問題となるのは、どちらかが自分のネガティブな感情を暴走させたときではないでしょうか?
ではネガティブな感情がわき上がった時、どう付き合ったらよいのでしょうか?

抑える努力は正解?

ネガティブの反対はポジティブですね。
なんちゃってポジティブシンキングで、「大丈夫、大丈夫。」「ツイてる、ツイてる。」と、おまじないの如く唱えていくうちに、それはやがて呪文となり、ネガティブな感情を制御しようとすることで抑えつけて無理やり押し込めただけになってしまいます。
ネガティブな感情を無理やりねじ曲げたり、制御しようとしても、それだけでは消えてなくなりません。
かえって心の奥底に押し込められた感情は違ったものになってしまいます。
我慢して、我慢して、ついに爆発してしまったなんて経験ありますよね。
理性で考えることと、コントロールするのはまた違うと思うのです。
それを間違えて強引に”しない”ことを意識すると、逆にフォーカスされるだけなのです。

不便さは成長へ

それでは、わき上がってくるネガティブな感情とどう付き合ってゆけばいいのでしょうか?
いきなり「えっ!?」となるかもしれないですが…。
★「感情」をどうこうしようとするのは置いておきましょう!
フォーカスを当てるのは、「感情」ではなく「理性」です。
そのためには、自分の思考パターンを増やすことです。
ストレスを溜めやすい大きな要因として、考え方が狭いことがあげられます。
色々な人と考えを共有したり、本を読んだり、失敗を恐れず経験をすることで思考パターンは増えていきます。
自分ひとりや、知った人との会話でまとまらない場合は、心理カウンセリングを利用してみてもよいでしょう。
自分の「不便」に感じている部分は、「成長」の種なのです。

柔らかい人は強い

自分が感じることも、色々なことを「知る」ことで思考が変化すれば感じ方が変わります。
「私はこう!」とか「嫌な人は関係を切る!」とか「頭でわかるけど私にはできない!」と自分自身に執着する人は、思考パターを増やすことが難しいです。
なぜならば自分を現状維持させることで満足するからです。
「こういう考え方もあるんだ!?」「なるほどやってみよう!」と柔軟な人は、思考パターンを増やせるので、どんどん適応していきます。適応力は強さです。
思考パターンが多い人は、理性的に考えることができます。理性でどうすればいいかを考えることができると、目の前の問題に対して、感情的になる必要が減ります。

「感情」を馬に例えたなら、「理性」は騎手です。
騎手が成長したとき、「感情」よりも「理性」が先に立つようになるのです。

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